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2022年04月11日
No.10002749

アイ・テイ・エイ・ヴイデオ・サービス
高精度の顔認証アプリがホール業界の標準設備へ
顔認証アプリケーション『EX-Face』(エクス・フェイス)

防犯カメラのアイ・テイ・エイ・ヴイデオ・サービス(大阪府堺市)が今春、顔認証アプリ『EX-Face』(エクス・フェイス)をリリースする。マスクやサングラスの有無にかかわらず、検出した顔と登録済みの顔データを高い精度で照合。VIP会員や要注意人物の来店を発報する。

飛躍的に向上した認証精度
AIを用いた顔認証システムの進歩が目覚ましい。検出カメラのAIは多くの場合、瞳や鼻、口から人の顔を認識。顔データを抽出し、認証エンジンに送信する。認証エンジンのAIは登録済みの顔データと瞬時に照合。類似度を算出する。

ところがコロナ禍では、マスクが検出や認証の障壁になっている。鼻と口を覆うマスクに加えて、つばの広い帽子や濃いサングラスで目元まで隠されてしまうと、顔認証システムとしては非常に困ってしまうわけだ。

しかしアイ・テイ・エイ・ヴイデオ・サービスはそうした被覆物に惑わされることなく、高い精度で認証できる顔認証アプリ『EX‐Face』を開発した。検出画像と登録画像にマスクあり・なしの違いがあっても、認証エンジンは最大10万人分の登録画像から類似度が高い画像をピックアップ。同一人物である可能性が最も高い画像を類似度とともに表示する。

実証実験ではマスク「あり・なし」の本人に対して、正しい登録画像を類似度80%以上として選出。マスク「あり・あり」、「なし・なし」の場合の類似度は90%以上だった。


100万人以上の顔データを基にディープラーニングした『EX‐Face』は、その速さも業界トップクラスだ。検出カメラが画角内から顔を検知する時間は0.2秒おき。画角に収まった最大30人までを同時に個別認識する。

抜群の使いやすさ
顔認証システムには使い勝手の良さも求められる。ホーム画面を3枠に分割した『EX‐Face』は検出画像を、①検出順、②グループ、③ターゲットごとに分類して表示。画面を見れば、誰が来店したのかがすぐに分かる。

表示スペースが最も広いグループ枠には、VIP会員、要注意人物、関係者などカテゴリ分けした「ライブラリ」を縦3列に表示。検出画像、登録画像とともに、検知時刻や登録名称、類似度などを列記する。ライブラリ登録数は16個まで。

来店したことを確実に把握したい人物は、画面右側の「ターゲット」に登録しておく。この枠では来店を検出すると、対象者を赤枠で強調して表示。事務所内のスピーカーやインカムに音声出力するほか、メールでも知らせてくれる。登録人数は6人まで。忘れ物した常連客を登録しておけば、先手を取って返却に応じられる。

『EX‐Face』が特に優れている点は、監視カメラシステムと連動できることだ。監視カメラ映像から不審者の顔画像データを取り込めば、対象者が入店してから現在までにどのような行動をしていたのか、監視カメラ映像を繋ぎ合わせて追跡できる。この「リレー機能」があれば、置き引き事案もすぐに解決するだろう(同社製統合管理システムが必要)。

高精度の顔認証システムは、自己・家族申告プログラム内の入店制限に実効性をもたせることができる。警察から被疑者の捜査協力を要請された場合にも役に立つだろう。さらにAIは18歳未満者の検出も得意だ。

常連客へのおもてなし、不審者の追跡、依存対策の徹底――。ホール運営に必要とされる要素の中でも上位に挙がる要因を、『EX‐Face』が強力に後押しする。業界標準として導入が広がるのも、もはや時間の問題だろう。


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