2022年06月21日
No.10002884
No.10002884
福岡で九州遊技産業の思いが集結
「遊技産業の将来を見据えた勉強会」開催
自民党福岡県遊技産業支部の主催による「遊技産業の将来を見据えた勉強会」が6月19日、福岡市内のヒルトン福岡シーホークで開催された。
勉強会は2部構成で行われ、第1部は業界を代表するインフルエンサーのPOKKA吉田さん、大崎一万発さん、ヒロシ・ヤングさんの3人によるパネルディスカッション。第2部は、前参議院議員の木村義雄先生の講演に先立ち、会場に駆けつけた地元福岡県選出の衆議院議員・武田良太氏と、同じく福岡県選出の衆議院議員・古賀篤氏が木村氏を激励し、会場を埋めたおよそ950人の業界関係者に木村氏への支援を求めた。
武田氏は国家公安委員長を務めていた2年前のコロナ襲来時を振り返り、「当時パチンコ店でクラスターは起こっていなかった。しかし、無責任なマスコミがあたかもパチンコ業界が悪のような報道を浴びせた」と指摘するとともに、「IRを実現するために風営法が厳しく問われ出した」とも言及。さらに日本経済において将来的に雇用問題が絶対的に重要になってくると述べ、「コロナを通じてテレワークが普及したが、その中で業界は場として今なおしっかりと雇用を生んでいる。そういう産業を守ることは国益につながるということを我々は認識しなければならない」と訴えた。
古賀氏は2020年に実現したコロナ禍でのセーフティネット保証(パチンコ店に対する政府系融資)や規則改正経過措置の1年延長など自民党の「時代に適した風営法を求める議員連盟」(風営法議連)での取り組みの成果に触れつつ、「なお課題は多く取り残されている」と指摘した上で、「問題解決のためには木村先生の力が必要だ」と熱を込めた。
武田氏も風営法議連に参加しており、木村氏も3年前まで参議院議員として加わっていた。木村氏は5月25日にオンラインカジノと並べてパチンコをギャンブルと位置づけた大阪市の決議を痛烈に批判するとともに、霞が関を規制官庁から育成官庁へと変えていく必要があると熱弁を振るった。