MSCI ESG格付けで最上位｜セガサミーHD

セガサミーホールディングスは、MSCI ESGリサーチ社による投資評価指標で最上位の「AAA」を獲得した。前回までの「AA」から1段階アップ。初めて最高評価を得た。

世界数千社を調査・分析するMSCI ESGリサーチ社は、機関投資家に向けて格付け情報を発信。投資評価指標「MSCI ESG レーティング」は、対象企業のESG（環境、社会、ガバナンス）パフォーマンスを測る世界的な指標とされている。

対象企業が属する業界に特有のESGリスクに言及する同評価指標は、対象企業のリスク管理能力が同業他社と比べて、どの程度適切に発揮されているかを表す。尺度は「AAA」から「CCC」までの7段階。「AAA」「AA」の評価を得た企業は、業界内のリーダーに位置付けられる。

セガサミーHDは9月13日、人材育成とコーポレートガバナンス（企業統治）の強化に努めたことが、最高評価につながったとコメント。企業内大学「セガサミーカレッジ」では講座・研修を充実させ、内部通報制度では告発者を保護する仕組みや倫理的な監査を整備した。


文＝アミューズメントジャパン編集部