2026年02月18日
No.10005146
No.10005146
大宮と浦和西組合が救命講習|埼玉県遊協
埼玉県遊技業協同組合傘下の大宮遊技場組合と浦和西遊技業組合は2月6日、埼玉県遊技会館(さいたま市)で救命方法を学ぶ講習会を開催した。加盟するパチンコ店の店長や従業員ら18人が参加。万一の事態に備えて、実践的な救命技術を身に着けた。
冒頭では「コトブキプラスα」の屋号で東京・埼玉に14店舗を構える東栄商事(さいたま市)の石川祥之・営業部部長補佐が、主催者を代表してあいさつした。
「お客様に安心して楽しんでいただくことは、私たちの使命。正しい救急知識と技術を身につけ、安全な店舗づくりにつなげてほしい」と受講者に呼びかけた。
受講者はAED(自動体外式除細動器)の使い方や胸骨圧迫による心肺蘇生法など、一連の救命フローを約2時間にわたって実習した。講習後には「緊急時でも落ち着いて対応できる自信につながりました。学んだ内容をほかの従業員にも共有したい」という声が聞かれた。
ホール店内で人命救助
埼玉県内では昨年11月9日、80代男性がパチンコ店内で心肺停止に陥った。『りっちらんど上尾店』(上尾市)の生澤裕一郎主任とアルバイトの押方希美さんは、倒れた男性の状態を確認するや、すぐさま救急に通報し、一時救命処置に取り掛かった。AEDを準備した胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、救急隊が到着するまで続けられた。
救急隊に引き渡されて、病院に搬送された男性は無事に回復。後日、家族とともに来店して「また元気に来店できることが何よりもうれしい」(本人)、「命をつないでいただいたことに、家族一同感謝しています」(家族)と謝意を伝えた。
生澤主任は「心肺停止という深刻な状況は初めて。最悪の事態も頭をよぎりましたが、研修で身に着けた手順を信じて、目の前の命を救うことに集中しました。当社には別途、動画教材による反復学習と模型を使った実技訓練があり、胸骨圧迫時の力加減やリズムを身体で覚えていました。その経験があったからこそ、躊躇なく身体が動いたのだと思います。元気なお姿を再び拝見できて、本当に安堵しています」と話す。
経営法人である遊楽(さいたま市)の密山暉和社長は11月17日、同店に表彰状を授与した。二人の写真とともに社内報に掲載。「わが社はこれからも、すべてのお客様に安全と安心を提供できるように、この研修を継続していきます」とコメントしている。
文=アミューズメントジャパン編集部













