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2018年07月03日
No.10000698

マカオ特別行政府
マカオのカジノリゾート 従業員のギャンブルを全面禁止
カジノ業界ニュース:マカオ

マカオ特別行政府は6月、新規則を検討中と発表した。この中には、マカオ内のゲーミング施設の従業員は勤務時間外であっても、施設を問わずカジノフロアへの入場が認められず、実質的にカジノでのギャンブルが一切禁止されることとなる規則が盛り込まれている。この対象者は、ディーラーに限らず、飲食サービスや清掃員、監視スタッフなど広範囲な職域のカジノ従業員を含んでいる。

大半のオペレーターは既に自社施設で従業員がギャンブルをすることを契約上禁止しているので、この新規則は大きな打撃とは言えないものの、勤務先以外のカジノ施設でもギャンブルが禁止されるという規制の強化は当事者を中心に物議を醸すと見られている。

なお、本人の罰則は125香港ドル(約1754円)から1236香港ドル(約1万7341円)の範囲の罰金。カジノ側はその入場を認めたことが判明した場合、1236ドル(約1万7341円)から6万1000ドル(約86万円)の範囲の罰金。ただし、旧正月期間の最初の3日間のみは例外として容認される。

この法案はまだ議会の承認を得ていないが、大きな反対意見は挙がっていないため、近日中に速やかに可決すると見られている。
〔提供=Gaming-Capital Management〕


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