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2018年07月31日
No.10000747

University of Macau’s Global Leadership Development Program
マカオ大学 特別講座 日本で初開催
国際統合型リゾート(IR)経営管理学を学ぶ

「IRの金融理論・投資理論」を講義するジャッキー・ソウ教授

マカオ特別行政府唯一の公立大学であるマカオ大学は7月21日、22日に長崎県佐世保市で「グローバルリーダーシップ育成プログラム/国際統合型リゾート経営管理学」を開催した。

マカオ大学工商管理学院(日本の経営学部に相当)の教授陣らによる集中講座「グローバルリーダーシップ育成プログラム(GLDP)/国際統合型リゾート経営管理学」は、統合型リゾート産業に特化したエグゼクティブを養成するマカオ大学のカリキュラムのエッセンスを伝えるもので、これまでに、①マカオ・香港、②シンガポール、③韓国、④マカオ・広州・横琴で開催され、今回が5回目。日本での開催は初めてで、マカオ大学、九州経済フォーラム、地域企業連合会九州連携機構による共同開催。

GLDPは、7月19日、20日に福岡県で開催された九州経済フォーラムが開催したシンポジウムに続く形で、21日、22日に会場を長崎県佐世保市の長崎国際大学に移し開催された。

1日目の冒頭、長崎県の中村法道知事から「昨夜、IR整備法が可決しました。ちょうどこのタイミングで、本日からマカオ大学によるGLDPが日本において初めて開催されることを心からお喜び申し上げます。受講者の皆様には、マカオ大学の専門的な知識を身に着けていただき、世界のIR発展のためにご尽力を賜りますとともに、私どもの『ユニーク・マリンIR』についてのご提案をいただきますよう、お願いを申し上げます」と祝辞が贈られた。

マカオ大学工商管理学院のジャッキー・ソウ学院長は、「日本におけるIRの有力候補地である佐世保でこのプログラムを開催できることを喜ばしく思っています。マカオ大学は10年以上にわたるIRについての知見の蓄積があります。それを過去5年の間に、シンガポールや中国、韓国などで集中講座の形で共有してきました。そしていま、我々は長崎・佐世保にいます。2日間の中で、ギャンブリングの歴史、国際IR管理学入門から始まり、レスポンシブルゲーミング、金融理論・投資理論など7つの講義を、マカオの事例を紹介しながら学んでいただきます。グループワークでは、ぜひ、日本の参加者とマカオからの参加者で互いの知識やアイデアを集めてプレゼンテーションに向けたプランを作ってください」と挨拶。

「ギャングリングの歴史、ギャンブリング心理学、社会経済的インパクト、責任あるゲーミング施策」と「リゾート&ゲーミング産業の戦略的マネジメント」の2講座を担当したデスモンド・ラム教授。グループワークの時間には各テーブルをまわり受講生らに助言した

マカオ大学のジャッキー・ソウ学院長(金融学)、グレン・マッカートニー教授(国際統合型リゾート管理学)、デスモンド・ラム教授(国際統合型リゾート管理学)は、IR企業で働きながらアカデミックな視点からゲーミング産業を学びに来ている学生たちへの講義と同様に、実際のIR企業の事例に基づいた密度の高い講義を行った。
 
このほか、アジア屈指の統合型リゾート「ギャラクシー・マカオ」を運営するギャラクシー・エンターテインメント・グループ国際開発部門マーケティング担当のジェレミー・ウォーカーヴァイスプレジデント、東洋大学国際観光学部の佐々木一彰准教授が講師を務めた。

「統合型リゾート管理学入門」と「IRにおけるコンベンションとイベントエンターテインメントマネジメント」の2講座を担当したグレン・マッカートニー教授

IR誘致に当たり日本が心配していることの大きな社会問題はギャンブルへの過度ののめり込みの問題。これを踏まえて講義では、レスポンシブルゲーミングについて、心理学的な研究、マカオ大学と行政との連携によるギャンブリング問題の防止政策などについても説明した。

受講者は55人。その多くは佐世保へのIR誘致を推進する立場の九州の企業、自治体、商工会議所から参加した役職者。業種は広告代理店、鉄道、銀行、放送、人材、建設など幅広い。東京から参加した大学、メディア、監査法人、コンサルティング会社もあった。また、MGMやサンズ、ウィン、ギャラクシーなどIR運営企業からも十数人が参加。受講者は8つのグループに分けられ、7コマの講義の合間にはディスカッションをしながら、2日目の講義終了後に行われるグループ・プレゼンテーションに向けて、佐世保IRのプラン作りを進めた。

グループ・プレゼンテーション後には、ジャッキー・ソウ学院長から一人ひとりに修了証書が手渡された。参加者は異口同音に、「講義内容が充実していたことに加え、さまざまな異なる業種の方々と共にディスカッションし、短時間の中で佐世保IRのプランを作りあげる作業は貴重な体験だった」などと感想を述べていた。


The Global Leadership Development Program-Nagasaki Module was held in Sasebo City, Nagasaki Prefecture on 21st and 22nd July. Which was jointly organized by the University of Macau’s (UM) Asia-Pacific Academy of Economics and Management (APAEM) and Faculty of Business Administration (FBA). Approximately 50 participants which mixed of casino industry, business leaders, and academia learned International Integrated Resort Management.

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