No.10000841
ピーブレイン
『全国データ.com』をリリース
『P設定情報』の全国データ閲覧も可能に
クラウド型分析システム『P-Brain』を手がけるピーブレインが、会員ホール以外にも全国データを提供する『全国データ.com』の販売を開始する。パチンコの設定情報などの全国データも閲覧できるこのサービスは、今後のホール営業に欠かせないアイテムになりそうだ。
全国データ公開で会員数急増
前年から1.5倍で750店
2014年4月に販売を開始したクラウド型分析システム『P‐Brain』。販売開始から約4年が経ち、2018年7月末時点で750店舗の導入を達成した。
昨今の働き方改革への取り組みにより、労働生産性の向上、長時間労働の是正など、ホールの現場においても時間効率を重視した業務改革が進んでいる。そうした環境変化の中、他社と等しい時間の中で、他社より優位に立つための分析ツールは必須のアイテムとなりつつある。それを示すのが『P‐Brain』の導入店舗の増加だ。会員ホールは2018年に入り約250店舗増加(前年比1.5倍)と急増した。その要因には2016年から全店加入のホールへ全国データの公開を開始したことがある。
一方で同社では、分析ツールとしては全国で1000店舗の導入を上限数として設定していた。その理由は、『P‐Brain』の会員ホールの業績向上に、より貢献するためだと中島基裕社長は言う。
「全国約1万軒の店舗がある中で、それぞれの地域において約10%を分析ツールご提供店舗の目安としています。『P‐Brain』は分析に特化したサービスですから、目的は会員ホール様が業績を伸ばしていただくこと。競争優位に立つためのツールとして、早くから導入いただいた会員の皆さまへの価値を最大化したいという思いがありました。そのため、分析ツールとしての提供は、残り約250店舗と設定しています」