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2018年10月31日
No.10000876

日遊協
アミューズメント総合健康保険(仮称)設立へ
設立母体は(一社)アミューズメントメント産業雇用環境協会

日遊協は10月4日に開催した定例理事会で、遊技業を含むアミューズメント関連産業を対象とした「アミューズメント総合健康保険組合(仮称)」の設立を目指して始動したことを報告した。

同健保組合の設立母体は9月27日に創業した「一般社団法人アミューズメントメント産業雇用環境協会」。同協会は組合加入を希望する企業に事前説明を行い、事前募集を始めているという。

企業の従業員が加入する健康保険には、①全国健康保険協会による「協会けんぽ」と、②単一企業または同業種の複数企業が共同で設立する「健康保険組合」があり、日遊協が設立を目指している健康保険組合は②に当てはまる。

アミューズメント業界で働く従業員の約99%は①の協会けんぽに加入しているが、独自に保険料率を定められる②の健康保険組合と比べると、事業主や従業員の負担が重い、福利厚生が少ないといった面がある。現在10%前後の保険料率が、今後上がることも指摘されている。

一方②の健康保険組合では、負担を軽くできる、①にはない各種補助(人間ドック、婦人科検診、乳がん検診など)を設けられる、予防医療に繋がる保険事業が行える、心身の健康を維持・増進するために福利厚生を利用できるなどのメリットがある。

「アミューズメント総合健康保険組合(仮称)」への加入を希望する企業は、まず設立母体の「一般社団法人アミューズメントメント産業雇用環境協会」に入会する。アミューズメント産業を横断的に網羅する同協会は、総合健康保険組合の設立に加えて、雇用環境や労働環境の健全な発展および社会的な地位の向上と健全化の推進を目的に活動するという。



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