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2020年03月17日
No.10001609

浜友商事
アジアデザインプライズ2020受賞
カプセルホテル事業1号店:イージーステイ大宮

アジアデザインプライズ2020受賞
『イージーステイ大宮』

複合型商業施設ラクーンを運営する浜友商事のカプセルホテル事業1号店として昨年5月10日にオープンした「イージーステイ大宮」が、アジアデザインプライズ2020を受賞。同賞はアジアを中心に10カ国・43人の審査員から贈られる世界的な建築賞で、デザイン面や機能面だけではなく、社会問題の解決を試みるコンセプトも重要視される。

受賞した「イージーステイ大宮」は、全306床の大型カプセルホテル。今までのカプセルホテルにはなかった大型木製カプセルや自然の雰囲気を演出する客室デザイン、またホテルの機能を最小限にしてコストを抑え、商店街などとの共生を目指して地域活性化に貢献している点も受賞のポイントとなった。

『アジアデザインプライズ2020』

同社経営企画本部の今岡芳宏部長は受賞について「大宮ではラクーンを運営しており、活気ある街作りに貢献できている。若い世代が気軽に宿泊出来る施設があれば、商店街など大宮全体の振興に貢献できるという考えから今回のプロジェクトを立ち上げ、一定の効果が生まれ始めている」と話した。

デザインは同社のデザイナー小川玲子氏が女性目線で手掛けたもの。小川氏は「今までのカプセルホテルには少し抵抗があり、高級カプセルホテルの冷たい雰囲気にも違和感があった。『イージーステイ大宮』では、より女性目線から森の中のツリーハウスで泊まるような演出をデザインの中に取り込んだ」とデザインについて語った。

木製のカプセルホテル

今回、設計とデザインのサポートを行ったNRC一級建築士事務所の鶴田一代表は「ホテルの機能を最小限にしてコストも抑えた。若い人たちが気軽に泊まれるホテルになった」と話す。ホテルに宿泊する若年層が増え、地域の商店街に足を運ぶことで活性化に繋がっている。

左から神戸大助運営マネージャー、小川氏、鶴田代表

また現在、2号店となる「イージーステイ蒲田」(全100床を予定)を建設中。今年5月のオープンを予定している。


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