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2021年04月27日
No.10002257

KYORAKU初の沖スロが高稼働スタート
『ぱちスロ 沖ハナ‐30』導入レポート

KYORAKU初の沖スロが高稼働スタート
『DSGアリーナ野々市』の『ぱちスロ 沖ハナ‐30』コーナー

KYORAKU初の沖スロ『ぱちスロ 沖ハナ‐30』が4月19日、一部店舗でテスト導入を開始した。稼働を始めた地域は新潟、石川、福岡の3県。アミューズメントジャパンは22日、石川県に足を向けた。

『ぱちスロ 沖ハナ‐30』は、花火ランプの点灯でボーナス成立を告知するKYORAKU初の沖スロだ。初当たり確率は、約1/230.2(設定1)~1/136.8(設定6)。純増約4.0枚/GのボーナスはBIG(獲得枚数約200枚)とREG(同約40枚)の2種で、最上位モードで約90%ループの天国モードに突入すればBIGだけを99G以内に放出する。BIGの1G連やそれを高確率でストックする特化ゾーンも強力だ。

KYORAKUの新プロジェクトである同機では、国民的人気アイドルグループ「乃木坂46」とタイアップ。メンバー18人を1人ずつパネルに収めたほか、撮りおろしボイスや人気楽曲の「裸足でSummer」「ダンケシェーン」を堪能できる。


最大差玉7600枚を記録/『DSGアリーナ野々市』

石川県で同機種を導入したホールは、県内トップクラスの有力店である『DSGアリーナ野々市』(全1137台)と『KEIZラパーク金沢店』(全1010台)の2店舗だけ。導入台数は両店舗ともに一挙10台だ。

19日午後6時にオープンした『DSGアリーナ野々市』では、全国最速導入を聞きつけたファンが列をなし、開店と同時に目当ての台を確保した。「食いつきは最高に良い」と言う青木学店長は、導入までの経緯を次のように話す。

「機種のポテンシャルや全国導入後の競合状況などを勘案すれば10台は妥当です。乃木坂46というコンテンツも強いですし、出玉性能の面でも6号機の中では桁違い。液晶がないことを懸念していましたが、この数日の稼働は良く、急角度で描く出玉グラフにも満足しています」

カウンター前には導入パネルと同じメンバーのポスターを掲出した

同店のこれまでの最大差玉は7600枚。6000枚クラスも数台確認されている。パチスロコーナーにも各台計数機を導入している同店は箱積みによる出玉演出をしていないが、それを承知している遊技客は大当たり回数やスランプグラフで台の良し悪しを決めているそうだ。

「多くの6号機は短命だが、『ぱちスロ 沖ハナ‐30』の初動には期待がもてる。同機のように上々の結果を出せる機械が出てくれば、6号機時代にも希望はあるのではないだろうか」

創意工夫で稼働を上乗せ/『KEIZラパーク金沢店』

20日午前10時にオープンした『KEIZラパーク金沢店』でも連日、高稼働が続いている。「7000ゲームはざら」と言う小原信行店長は、「稼働を生み出すために導入1週間前から各種SNSで動線を仕掛けてきた」と話す。

「出玉の期待値は設定で変えられますが、遊技したくなるお客様の動機の部分は私がつくり出さなければなりません。お客様が楽しめる“神設定”を探しつつ、プロモーションによる稼働の上積みで朝から満台の現状を維持したい」

『KEIZラパーク金沢店』

新台告知では情報を届けるターゲット別にツールを選択した。情報感度が高い若者に向けてはTwitter、中高年層には店内告知と口コミ、休眠層にはDM。発信内容にも工夫を凝らした。例えば店内では「♯KEIZ乃木坂総選挙」を実施。実機パネルの乃木坂46メンバー10人を紹介しながら、イチオシのメンバーにシールを貼って応援する企画を展開した。

「機種ポテンシャルが良い新台を長く使うには、プラスαのアイデアが必要。今後もさまざまな企画を仕掛けていきますよ」

「♯KEIZ乃木坂総選挙」。11人目のメンバーとして小原店長の枠を用意し、企画を盛り上げた

両店長からはサンプル数が少ないながらも、「2400枚の到達率が高い」「その波が1日で何回か来る」といったコメントが聞かれた。これまでの6号機やこれまでの沖スロと一線を画す『ぱちスロ 沖ハナ‐30』。4月26日からは東京、埼玉、神奈川、群馬、静岡、三重の一部店舗でも限定導入が始まった。今後の動向に注目だ。

『DSGアリーナ野々市』の青木店長(左)と『KEIZラパーク金沢店』の小原店長



ⓒ乃木坂46LLC ⓒKYORAKU


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