コラム

コラム内を

2022年05月26日
No.10002821

パチンコ店特化型広告代理店のCEOが語る 「実戦! パチンコ店のWebマーケティング」④
ランディングページが最適な理由
文=梶川弘徳 シー・エフ・ワイ代表取締役

先月号では、Web広告を活用する場合のターゲティングについて解説させて頂きました。今月号では、Web広告を活用する場合に必須となるランディングページについて解説します。

パチンコ店がWeb広告を活用する場合、大きく2つの手順を踏む必要があります。1つ目は「出稿する広告媒体を選定すること」、2つ目は「流入先のサイトを用意すること」です。

1つ目の「出稿する広告媒体を選定すること」というのは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンが運営するサイト、あるいは新台解析サイトや実践動画サイトなどの連携パチンコ系メディアの中から、どの媒体に広告を出稿するかを選ぶ、という手順となります。

そして、2つ目の「流入先のサイトを用意すること」というのは、アクセスしたユーザーを呼び込むサイトを決めて、そのサイトに自店の有益情報を掲載しておく、という手順となります。今回は、2つ目の手順である「流入先のサイトを用意すること」の方法として「ランディングページが最適である」ということの根拠を解説します。

パチンコ店がWeb広告を活用する場合、流入先のサイトとして用意するのは、通常ポータルサイトかランディングページのどちらかになります。ポータルサイトの場合、既存のサイトを活用するので手軽さというメリットがある反面、再現性という面では高い効果に期待できないというデメリットがあります。その要因として、ポータルサイトには「Googleアナリティクス」(Googleが無償提供するサイト分析機能)を設定することができないという機能的な一面が挙げられます。

一方、ランディングページは専用のサイトを制作しなければならないというデメリットがある反面、Googleアナリティクスを設定することができ、Googleが提供する機能を活用できるという、機能的なメリットがあります。

ポータルサイトとランディングページの違いを整理すると、大きくは『Googleアナリティクスを設定できるかどうか』という点になり、Googleアナリティクスを設定できる方がWeb広告運用においては優位性が高いということになります。

では、「Googleアナリティクス」を設定するとどんなことができるのか?それは、大きく3つあります。「①アクセス分析」「②データ蓄積」「③蓄積データを活用したターゲティング」です。


まず「①アクセス分析」とは、どんなユーザーが、どの広告媒体から、どれくらい流入してきたかなど、アクセスに関わるさまざまなデータを分析することができることです。分析したデータは、Web広告運用の改善に役立てることができて、Web広告のブラッシュアップに活用することができます。

次に「②データ蓄積」とは、流入してきたユーザーのデータをカテゴリー分けして、そのユーザーデータをリストとして保存できるということです。例えば、『押忍!番長ZERO』の有益情報をWeb広告で配信したとします。その広告を見てアクセスしてきたユーザーを『押忍!番長ZERO』に興味があるユーザーとしてカテゴリー分けして保存しておく、といったことができます。

最後に「③蓄積データを活用したターゲティング」とは、前述した蓄積データを次回以降のWeb広告運用に活用できるということです。例えば、『押忍!番長ZERO』を増台する新台入替の日に『押忍!番長ZERO』に興味があるユーザーをターゲットに設定してWeb広告を配信する、といったことができます。

Web広告を運用する場合、データを活用して再現性を意識し、PDCAを回して効果性を高めていく、ということが運用のセオリーとなります。前述したGoogleアナリティクスを設定するとできる3つのこと「①アクセス分析」「②データ蓄積」「③蓄積データを活用したターゲティング」、これらは再現性という面において欠かすことができない要素です。再現性を高める運用が可能であるという理由から、Web広告運用にはポータルサイトではなくランディングページが最適であると推奨しています。

そして、「集客を目的とした情報伝達」という面においてもポータルサイトよりランディングページの方が優位性の高いサイトであると考えられます。

ポータルサイトは、基本情報やサービス情報など、店舗の全体情報が掲載されているため、詳しく知りたい時に閲覧する閲覧向きのサイトです。

一方、ランディングページは、特定機種や特定日など、伝達したい情報だけが掲載されているため、集客につなげたい時に配信する集客向きのサイトです。それぞれの特性を活かしたサイト運用をすることでユーザー体験の向上が図れますので、目的に応じたサイトの活用を推奨します。

ここまで、Web広告にはランディングページが最適であると解説しましたが、運用には制作コストが表裏一体となって存在します。集客施策ごとにランディングページを制作するとコストの課題が出てきてしまいます。その課題の解決方法のひとつとして、CFYから『ぱちランペ』というサービスをリリースしています。このサービスはパチンコ店に特化したランディングページを簡単に作成・管理・運用できる定額利用サービスとなっていますので、Web広告運用の参考にしていただければ幸いです。


関連記事