ABCが静岡県児童養護施設協議会に80万円

静岡や山梨を中心にホール35店舗を展開するABC（静岡市）は2月14日、静岡県児童養護施設協議会に80万円を寄付した。寄付金贈呈式が静岡県総合福祉会館シズウエルで行われ、冨田和宏社長が静岡県児童養護施設協議会の渡井すみ子会長に目録を手渡した。

この寄付金は、同協議会所属の児童養護施設12カ所及び自立支援ホーム2カ所を3月に卒園する退所者に、新生活の支度金として4万円ずつ寄付するもの。今年は20人に贈られた。この活動は2020年から毎年行っており、今回で4回目。寄付金累計額は452万円に達した。

冨田社長は「今年も退所者が社会に出る一歩目のサポートを行えることを嬉しく思います。退所者の皆さんは自分の身体を大切にし、未来に大きな希望を持ち大きな夢を描いていってください」とコメント。渡井会長は「変わらずのご支援をいただきありがとうございます。心温まるメッセージも賜り、退所者だけでなく、私たち職員も大きな力をいただきました」と謝辞を述べた。