米国カジノ産業の経済効果は年49兆円（2022）

米国のカジノ産業は年間約3,290億ドル（49兆円）の経済活動を生み出しているという研究結果をAGA（American Gaming Association）が公表した。

この調査報告書によると、コマーシャルカジノと部族カジノを合わせたカジノ産業は、カジノ部門および関連部門が直接雇用する70万人を含め、180万人の雇用を創出している。2022年の被雇用者の総賃金は1,040億ドル（15.5兆円）で、これは2017年から40％も増加している。

2022年にカジノ産業が連邦、州、地方政府に収めた税金は、ゲーミング税135億ドル（2兆円）を含む527億ドル（7兆8600億円）で、2017年から29％増加した。

AGAが最近実施した別の調査によると、カジノによって生み出された経済的恩恵は広く国民に認識されていて、成人の71％が「カジノ産業はアメリカ経済にプラスの影響をもたらしている」と答えているという。


文＝田中剛（アミューズメントジャパン編集部）