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2023年11月07日
No.10003921

人材育成が企業を成長させる
機械評価スキルを高めるツールを提供|グローバルアミューズメント
[人材育成を支援]共通項目による事前評価を蓄積・共有し予測精度を向上

機械評価スキルを高めるツールを提供|グローバルアミューズメント
ホールの機械選定担当者がメーカーショールーム等で新機種を試打したその場で約20項目を評価しスマホで入力した評価を会員間で共有できる。GA会員ホールに限定したサービスとしてスタートしたが、現在は非会員も利用できるプランがスタートしている。

遊技機の評価を客観化し購入判断・増台判断の精度を高めるのに有効なサービスが、グローバルアミューズメントが開発した機械評価共有システム『PS-Buyers’s EYE』だ。これを活用することで機械選定に関わる社員のスキル向上が可能になる。

ホール企業向けに業界マーケティングデータ提供および各種の業績向上・人材育成コンサルティングを行っているグローバルアミューズメントの青山真将樹代表は、「新台導入がホールの集客力を高める大きな要素である以上、機械選定担当者の判断力が業績の明暗を分ける。このスキル向上に組織的に取り組んだ法人が勝ち残る」と言う。実際、グローバルアミューズメントの会員企業は、機械購入判断のための「機械評価勉強会」に強い関心を寄せている。

こういったことを背景に開発されたのがWebサービス『PS-Buyers’s EYE』(通称:PS-eye)だ。ホールの機械選定担当者がメーカーショールーム等で新機種を試打したその場で、「スペック総合評価」「演出総合評価」「版権(タイトル)集客力」「初週稼働予測」など約20項目を評価しスマホで入力する。GA会員は、こうやって蓄積された各機種の評価の平均値を閲覧でき、自社が下した評価と比較できる(個別企業の機械評価は閲覧できない)。

このシステム『PS-eye』のメリットは、共通横目を使って機械を評価し、それを会員企業間で共有することで客観視できることにある。初週稼働予測値だけでなく、「どういった部分が高く評価されているか」といった要素ごとの評価がわかることで、購入判断の精度を高められる。また、会員企業の平均値と自社の評価を比較することで、自社があるメーカーの機械を評価する際に「どの要素をシビアに評価しているか」といった傾向を知ることができる。もちろん、新台だけでなくすでに市場に導入された遊技機についても同様で、増台するか否かの判断材料にできる。 

GA会員による各機種の要素ごとの評価得点を閲覧できる

もうひとつの大きなメリットが、人材育成に活用できる点だ。社外に公開される各項目の評価は法人としての平均値だが、社内では、機械評価を入力した社員個々がその機械をどう評価したかを管理者が閲覧可能。例えば、導入初週稼働の予測であれば、実績値との差異が自動で得点化され、その成績順でソート表示できる。

「例えば、弊社が管理者権限で全ユーザーの中から、『過去半年間で10機種以上の機械評価を入力した人』のような絞り込み条件で稼働予測得点の上位者を抽出すると、やはり勉強会に熱心に取り組んでいる方々がランクインしていて、納得感があります。社内でも同じように、誰の予測精度が高いかが一目瞭然になります。そして、『自分はイマイチだと思っていた』といった後出しの言い訳が通用しません。ある導入企業様からは、『当初、このシステム導入に強固に反対していた店長がいた』といった話も聞きました(笑)」(青山代表)

重要な点は、誰の予測精度が高いかがわかること以上に、各機械担当者が各要素をどのような評価したかを記録に残せる点だ。当然だが、予測精度が高い機械担当者が初週稼働予測や総合評価を下すにあたり、どの要素項目が強く影響していたかを検証することできる。

「機械評価スキルが高い社員の着眼点を社内でうまく共有すれば、社員の機械選定レベルの底上げができるということです。実際、そういう社員のスキルを社内勉強会や研修で横展開しスキルアップしている企業もあります」

『PS-eye』はGA会員ホールに限定したサービスとしてスタートしたが、現在は非会員も利用できるプランがスタートしている。


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