2023年11月30日
No.10003971
No.10003971
パチンコルパンの25thイベントに7200人|平和
平和は11月25日、パチンコ「ルパン三世」の25周年を祝うファン向けイベント「ルパン三世 大感謝祭2023」を東京・秋葉原で開催した。
会場となったベルサール秋葉原には約7200人のファンが来場。多彩なステージプログラムや最新機種の試打会など、アニメファンもパチンコ・パチスロファンも楽しめる企画は大きな盛り上がりを見せた。
ステージプログラムの声優トークショーに登壇したゲストは、ルパン三世役の栗田貫一さんと石川五ェ門役の浪川大輔さん。セリフを何度も撮り直すことで知られる音響監督の清水洋史さんと、収録時の思い出話に花を咲かせた。清水さんがもつ過去最多のリテイク数は80回に及ぶという。
次元大介役の大塚明夫さん、峰不二子役の沢城みゆきさん、銭形幸一役の山寺宏一さんからはビデオメッセージが届いた。大塚さんは「激熱……、激熱? 激熱っ!! 次元が言っているところが想像できなくていろいろやってみたが、どうしても次元に聞こえなかった」とパチンコ演出用に初めて声をあてたときのことを振り返った。
お笑いタレントのクロちゃんと、ワンワンニャンニャン菊地優志さんが飛び入り参加した生アテレコ企画も大盛況だった。お題は無声にした最新機種『eルパン三世 銭形からの招待状』のリーチ演出。栗田さんと浪川さんは圧巻の演技力を披露しただけでなく、栗田さんが五ェ門、浪川さんが銭形を演じるコミカルな一幕で会場を沸かせた。
複数回にわたるライブステージでは、多くのゲストが“ルパンソング”を熱唱した。トップバッターは、平和の公式双子Vtuberである霧島ハルさんと霧島ルナさん。「Crazy in Love」と「ルパン三世のテーマ」を踊りながら歌い上げた。
シンガーソングライターのSEAMOさんは、「ルパン・ザ・ファイヤー」「Continue」「マタアイマショウ」を披露。ロックバンド「ゴダイゴ」のドラマーであるトミー・スナイダーさんは、「SUPER HERO」「ガンダーラ」「人間の証明」を歌唱した。YouTubeのチャンネル登録者が100万人を超えるフリースタイルピアニストのけいちゃんによる生ピアノ演奏も、会場を魅了した。
会場地下1階では、パチンコ・パチスロ「ルパン三世」シリーズの全31機種を一挙に展示する「歴代機種ミュージアム」と、最新機種『eルパン三世 銭形からの招待状』を試打できるコーナーが展開された。
パチンコ16機種とパチスロ15機種が勢ぞろいした歴代機種ミュージアムでは、『CRルパン三世A』(1998年11月)と『ルパン三世』(2000年3月)から始まった足跡が導入日順に並べられた。来場者は筐体形状の変化や液晶のデモ映像に釘付け。感慨深い面持ちでスマホカメラを向ける人が後を絶たなかった。主催者によれば、すべてのシリーズ機が一堂に会することは初めてだという。パチスロでは「不二子」「主役は銭形」をシリーズに含めている。
試打コーナーには、11月20日にホール導入されたばかりの『eルパン三世 銭形からの招待状』が28台用意された。遊技慣れした友人同士が展開のアツさを確認し合ったり、不慣れな人が迫力ある演出に驚いたり。建物1階の入り口付近にも初心者向けの試打コーナー(5台)が別途設けられ、サンスポアイドルリポーター(SIR)やDMMぱちタウンのタレントが初心者をアテンドしていた。
会場2階では、原作者モンキー・パンチ氏が遺した貴重な原画が展示された。生まれ故郷・北海道厚岸郡浜中町に建つ「モンキー・パンチ・コレクション」から取り寄せた限定品。初公開されたパチンコ「ルパン三世」のキャラクター設定資料にも注目が集まった。
このほか25周年を祝うフォトキャンペーン、人気ライター陣によるパチンコ・パチスロ「ルパン三世」の知識を問うクイズ大会、開発陣とアニメ制作プロデューサーによるトークセッション、新作歌舞伎の発表といった目白押しの充実コンテンツでファンを迎え入れていた。
正午に開幕した当日の様子は午後6時の閉幕まで、ライブ映像として生配信。期間限定のアーカイブ動画は現在までに、2.6万回視聴されている。
文=アミューズメントジャパン編集部