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2024年04月03日
No.10004251

ゴルフゲーム体験をお金にできる!?
[REPORT]“稼げる” 国産NFTゲーム『アニカナゴルフ』に注目

ゴルフゲーム体験をお金にできる!?
『アニカナゴルフ』はゲーム内で獲得したNFTを売却した際に、ビットコインやイーサなどの暗号資産を介さずに、法定通貨(=日本円)で受け取れるのが大きな特徴だ。

 オンラインゲームは、スマホの普及とともに市場を拡大したカテゴリーだが、2000年頃からはWeb3.0技術によって新たな変化が起こっている。それが「NFTゲーム」だ。ゲーム内アイテムや獲得したポイントがNFTであることから、ユーザー同士がそれを二次市場で売買できるエコシステムが形成された。この性質を活かし、NFTを売却して暗号資産を獲得できる、すなわち「稼げる」ことを前提に設計されたゲームが世界中でリリースされ多くのユーザーを獲得している。これが「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」と総称されているカテゴリーだ。
 NFTゲームにも巨額の開発費を投じたRPGから、スキマ時間にちょっと遊べるシンプルなものまである。注目したいのが後者で、日本発の面白いモノを見つけた。それが今年1月にリリースされた『アニカナゴルフ』だ。

操作もルールもシンプルなのでちょっとしたスキマ時間に遊べる。3月28日のアップデートで、PvPの大会や新コースが追加され、これまでより大きなリターンが得られる期待感が高まった。


 NFTゲーム『アニカナゴルフ』は操作もルールもシンプル。要するに少ない打数でコースを回れはいいゴルフゲーム。ゲームを有利にしたければ、ゲーム内通貨やアイテムを使えば装備をグレードアップできる。そして、パー(規定打数)より少ない打数であがると、お楽しみの「ボーナスホール」(要するにボーナスゲーム)に挑戦できる。ここでホールインワンを決めればトロフィーを獲得でき、なおかつボーナスホールに再挑戦できるので、いやおうにも連チャンへの期待感が高まる。

パー(規定打数)より少ない打数であがると、「ボーナスホール」に移行しトロフィー(NFT)獲得のチャンス。「5」の付く日は熱いイベント日で、通常日よりトロフィー獲得のチャンスが高まる。

 このボーナスホールでなぜ気分が上がるかというと、このトロフィー(NFT)を売ればお金になるからだ(※)。ゲームで獲得したNFTを二次市場で買い取ってもらえる体験は、感覚的には、パチンコホールの近くある景品買取所で賞品を買い取ってもらうことに近いかもしれない。※この仕組みの説明は後述するので、興味がある人は読んでほしい。

 3月28日の大型アップデートによって、新たな機能として「フック/スライス」「10連ガチャ」「ナイスショット」が追加され、ボーナスホール/ボーナスチャンスの演出強化がなされた。ボールを打った際に「ナイスショット」が発生すると、予測ラインや予測到達点により近い打球となる。要するに、ボーナスホールへの突入確率が上がるということだ。

 また、プレイヤー同士のランキングイベントが開催される新コース「緑風カントリーEX」が付かされた。期間中に、イベントコースを最後までプレーした際のスコアでランキングを行い、ランキング1位になると特別なトロフィーを獲得できる。
 そして『アニカナゴルフ』では、「5」の付く日がイベント日。パチンコ業界人なら想像がつくと思うが、この日はボーナスホールのチャンスで、いつもより確率が高まる。

有償のチケットを私用して参加できる特別な新コース「緑風カントリーEX」ではランキングイベントが開催され、1位のプレイヤーは特別なトロフィーを獲得できる。

 NFTゲームの中でも、この『アニカナゴルフ』が非常にユニークなのは、NFTを売却した際に、ビットコインやイーサなどの暗号資産を介さずに、法定通貨(=日本円)で受け取れる点にある。つまり、暗号資産取引所に口座を開く必要はないし、暗号資産ウォレットを自分で用意する必要はない。もちろん、日本の法律に触れないよう、資金決済法上の ”暗号資産及び電子記録移転権利” に該当しない構造設計がなされている。これはWeb3.0プラットフォーム「ANICANA(アニカナ)」上でゲーミングサービス(運用:アニドライブ)が配信される特徴でもある。

 それではここで、トロフィーをお金に換えられる仕組みを少し丁寧に説明しよう。このゲームでは、トロフィー獲得というユーザー体験から「アルカナ」と呼ばれるWeb3.0上のデータ(NFT)が生成され、これがユーザーのウォレットに送付される。ユーザーはこれをエコシステム内の二次市場で売ることができる。トレーディングカードなどのNFTアートの二次市場の場合は、ユーザー同士の売買が一般的だが、このエコシステム内の二次市場はそれとは異なる。アルカナ(NFT)を買い取るのは、それを分解してアルカナに内在されている認証コードを発掘して稼ぐエクストラクターと呼ばれる分散エンジニアで、ゲームのユーザーではない。

 日本の法律の枠組みの中で、ゲーム中の〈体験〉を法定通貨による〈価値〉に変換するスキーム「ANICANA」を開発したレヴィアス(東京都港区)は、ブロックチェーン技術を使ったさまざまなシステムの開発企業。総務省マイナポイントモデル事業として宮崎県都城市の「地域通貨」の開発を手掛け、同市がマイナンバーカード交付率全国1位になることを裏側で支えた実績がある。同社はこのプラットフォーム「ANICANA」の普及、適正な利用を目的として一般社団法人日本アニカナ協会(田中慶子理事長)を設立しているが、その最高顧問会には元経済産業省資源エネルギー庁長官、元厚生労働省保険局長、元共同通信社代表取締役など、そうそうたる顔ぶれだ。

 こういった背景はともかくとして、ぜひスキマ時間に日本発のNFTゲーム『アニカナゴルフ』でPlay to Earn(遊んで稼ぐ)を体験してみてほしい。「5」の付く日は忘れずに!


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