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2026年05月28日
No.10005230

グローリーナスカが物流DX展に出展|トラックのシェア駐車場『トメレル』を訴求

グローリーナスカが物流DX展に出展|トラックのシェア駐車場『トメレル』を訴求

グローリーナスカは5月27日から29日まで、東京ビッグサイトで開催された「運輸安全・物流DX EXPO 2026」に、トラックのシェア駐車場マッチングサービス『トメレル』を出展した。

『トメレル』は、物流会社と駐車場を提供する事業者をつなぐマッチングサービス。パチンコホールなど商業施設が持つ平面駐車場を、トラックドライバーの休憩・待機・中継輸送などに活用する仕組みだ。物流会社にとっては、ドライバーが安全に休める場所を確保しやすくなる。駐車場を提供する側にとっては、遊休時間帯の駐車場を社会課題の解決に役立てられる。

物流業界では、ドライバーの労働時間管理や休憩場所の確保が大きな課題になっている。特に長距離輸送では、運行中に適切なタイミングで休憩できる場所を見つけることが難しく、駐車場探しのための無駄な走行や待機時間が発生するケースもある。『トメレル』は、こうした課題に対して、事前に利用可能な駐車場所をマッチングすることで、ドライバーの身体的・精神的な負担軽減や、燃料費・労務コストの削減につなげることを目指している。

利用用途は幅広い。4時間走行ごとに30分休憩を取る「430休憩」への対応や、夜間の車中泊を伴う休息、荷待ち時の待機、新聞輸送や建材輸送などでの積み替え・ドッキング、中継輸送の拠点利用などを想定する。中継輸送では、例えば東京方面と大阪方面から出発したドライバーが中間地点で合流し、トラックやトレーラーを交換してそれぞれの出発地側へ戻る運用が可能になる。長距離を1人のドライバーが走り切るのではなく、運行を分担することで、労働時間の短縮や人材確保にもつながる。


グローリーナスカは、パチンコホールをはじめとする商業施設の駐車場に注目している。ホールの駐車場は、幹線道路沿いや郊外立地にあるケースが多く、トラックの一時利用と親和性が高い。営業中の来店客導線に影響しない時間帯や区画を活用できれば、施設側は新たな収益機会を得ながら、地域の物流インフラを支える役割を担うことができる。

展示ブースでは、『トメレル』のサービス概要や利用フロー、導入事例などを紹介した。利用を希望する物流会社は、利用日時や車両情報を事前に登録し、条件に合う駐車場を予約する。駐車場側では、利用可能な場所や時間帯を設定し、同社が双方をつなぐ。現地では横断幕や駐車規制ツールを設置するなど、不正駐車を抑止し、安全に利用できる環境づくりも進める。

すでに運送事業者からは、「駐車場を探す時間を削減できた」「休憩場所が事前に決まっていることでドライバーが安心できる」「中継輸送の候補地として活用しやすい」といった声が寄せられている。グローリーナスカでは今後、パチンコホールに加え、商業施設や物流関連施設などにも提供先を広げ、全国で利用できるスポットの拡大を図る。

パチンコホールにとって、駐車場は来店客の利便性を支える重要な経営資源である一方、時間帯によっては十分に活用しきれていないケースもある。『トメレル』は、その未活用時間を物流業界の課題解決に結びつける取り組みだ。地域社会に必要な物流を支えながら、ホールの駐車場に新たな価値を生み出すサービスとして、今後の展開が注目される。




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