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2019年05月17日
No.10001186

Groupe Barrière
バリエール(仏)、和歌山に主眼を置く
ジャン・レノ氏をブランド大使に起用

バリエール(仏)、和歌山に主眼を置く
和歌山県の仁坂吉伸知事(右から2人目)と面会したグループ・ルシアン・バリエール幹部と俳優ジャン・レノ氏

日本の統合型リゾート(IR)に参入意欲を示しているフランスのラグジュアリーレジャー&カジノ企業、グループ・ルシアン・バリエールは5月14日に、和歌山県にコミットしたことを3つの行動で改めてアピールした。第一に日本事務所を和歌山に開設したこと、第二にオフィシャル・ブランド・アンバサダーのジャン・レノ氏を和歌山に招待したこと、そして仁坂吉伸知事と面会をしたこと。

アレクサンドラ・ドゥセーニュ・バリエール氏(Alexandre Desseigne-Barrière)とジョナサン・ストロック氏(Jonathan Strock)に率いられるバリエールは、5年間にわたり日本を北端から南端まで旅をし、和歌山のマリーナシティを見た瞬間に「希望のIR開発地を見つけた」と確信したという。

バリエールの和歌山事務所は正式にオープンを果たした今後、和歌山内の企業と連絡をとりバリエールの計画に直接的に参加をしてもらうことが目的だという。

ストロック氏は和歌山がIRライセンスを取得する3つの自治体の一つになれると信じていると言い、シンガポールで二つのIRが近接していることを良い例として挙げ、「大阪の夢洲の近くにもう一つのIRがあってもマイナスではなくプラスになる」という意見を改めて示した。

バリエールの計画は、日本のIRで演出する優雅感を主張したもので、他の候補地で使用した従来のデザインプランではなく、日本の建築家に依頼した和歌山の計画に特有のもの。自然との調和を保つことを重視し、高野山への観光復興も何度も口にした。

カリスマ的な俳優ジャン・レノ氏は、和歌山へ足を運んだのが今回初めてであるが、「バリエールの入札が成功した後、また何度も訪れたい」と語った。(提供=AGB Nippon)


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