フィリピン財務大臣　オンラインカジノを閉鎖する考え示す

フィリピンのBenjamin Diokno財務長官は6月28日に、同国内に拠点を持つ海外向けオンラインギャンブル事業者「POGO（Philippine Offshore Gaming Operators）」について、「廃止しようと思う」と私見を述べた。業界メディアIAG（Inside Asian Gaming）が報じた。
POGOはフィリピンのゲーミング規制機関PAGCORの監督と規制のもとで運営されており、主に中国や東南アジアのプレイヤーにオンラインギャンブルサービスを提供している。POGO業界からの税収は大きく、フィリピン経済に大きな貢献をしている。しかし、POGO業界は人身売買やマネーロンダリングとの関連が指摘され社会問題化しており、中国政府からも閉鎖を要求されている。