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2024年12月11日
No.10004665

県下の全61店舗が一斉地域清掃|香川県遊協

県下の全61店舗が一斉地域清掃|香川県遊協
回遊式大名庭園で知られる栗林公園で

創設70周年を迎えた香川県遊技業協同組合が、12月1日を「香川パチンコ・パチスロの日」と制定した。当日には非組合員を含む県下の全61店舗が、周年イベントを展開。心を一つに、結束力の強さを確かめた。

前身の香川県遊技業防犯組合連合会は、1954年12月に創設された。当初は任意組合だったが、61年8月に香川県遊技業協同組合として法人格を取得。2024年11月末現在、県内の全61店舗のうち53店舗が加盟している。

「香川パチンコ・パチスロの日」当日――。全61店舗は午前9時の時報を合図に、店舗周辺で地域清掃を一斉に開始した。参加人数は254人。植え込みや歩道のごみを拾い集め、すれ違う地域住民には元気よくあいさつした。

香川県遊協
同時刻に県内全ホールが地域に貢献した

この一斉清掃の2週間前には前哨戦として、国の特別名勝・栗林公園(高松市)で清掃活動を実施した。平山剛理事長ら39人は駐車場や周辺道路から、40リットル5袋分のごみを収集。四国遊技機商業協同組合の植田優理事長も協力した。栗林公園観光事務所の山本知子所長や観光客からは、労いの言葉が寄せられたという。

香川県遊協
小さなごみも丁寧に拾う植田理事長と平山理事長(右)

一斉清掃を終えた「香川パチンコ・パチスロの日」の午前10時には、各パチンコホールが一斉に開店した。メディアシステムの「エンタープライズ」によれば、当日の合計客数は前週比で26%増(※)。個別ホールでは15%以上の増客があった店舗が51%に及んだ。新規・休眠客を確認できた店舗は59%。
(※)合計客数データ:全61店舗中、56店舗分の合計客数。

事後アンケートでは「全国初の取り組みを香川県から発信できて、意義深かった」「テレビCMの反響が大きった」「3カ月ぶりに来店された会員様が12名いた」「香川全店のインパクトは大きい」「予想以上の集客効果につながった」「定期的な開催を望む」などの声が寄せられた。

香川県遊協は「イベント実施にあたり、ご指導いただいた県警本部、全日遊連、栗林公園職員、ならびにご賛同いただいた協賛企業、非組店舗などに感謝いたします」と話している。


文=アミューズメントジャパン編集部


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