2026年01月09日
No.10005114
No.10005114
若者と業界の距離を縮めるために今年やりたいこと
【毎週金曜日更新】全日本学生遊技連盟・週刊連載コラム⑬
新年あけましておめでとうございます!ということで、今回は2026年最初のコラムなので今年の抱負を少しばかり語っていけたらと思う。
新しい年が始まったからといって、何かが急に変わるわけではない。それでも年をまたぐと、「今年はどう動こうか」と自然に考える瞬間がある。前回のコラムでは、この一年を振り返りながら学遊連の活動を通して感じたことを書いた。今回はその続きとして、すでに自分の中で動き出している2026年中に実現したい考えについて書いてみたい。
学遊連に関わるようになってから、さまざまな学生と話す機会が増えた。その中で強く感じているのは、若者がパチンコ・パチスロを嫌っているわけではない、ということだ。多くの場合、そもそも体験していない。面白いかどうかを判断する、その土俵の前に立っている感覚に近い。正直に言うと初めて打ったときの印象は、勝ったか負けたかで決まる部分がかなり大きいと思っている。よく分からないまま触れて、よく分からないまま負けて終わる。その体験が最初になってしまうと、そこからもう一度打ってみようと思う人は多くない。
実際、学生に話を聞いても「最初はわけが分からなかったけど、たまたま勝ってそこからハマった」という声は本当によく聞く。だから、「勝ってハマる入口」を無理に否定する必要はないと思っている。考えないといけないのは、そこに辿り着くまでの体験ハードルの高さだ。初めての人が感じる不安や緊張、その一歩目の重さをどうやって下げるか。2026年は、そこにしっかり向き合っていきたい。
その試みの一つが、今準備している脱出ゲーム型の体験企画であり、「PS:JAPAN」の取り組みでもある。いきなり勝ち負けや知識を求めるのではなく、まずはその場に参加してもらう。気づいたら触れていて、「思っていたより怖い場所ではなかった」「意外と楽しかった」と感じてもらえる入口を用意したい。
業界の方々と話していると、「若者向けの施策は難しい」という言葉を耳にすることがある。ただそれは、若者を増やしたくないからではなく、さまざまな事情があって派手なことができない、という現実も大きいのだと思う。だからこそ、僕たち学生側からの提案には意味がある。そう感じている。業界の中だけではやりづらいことを、少し違う角度から形にしてみる。その役割を、学遊連として担っていけたらいい。
学遊連に関わったこの一年は、間違いなく自分の価値観を変えた一年だった。だから今年もまた学遊連として、そして自分自身として、遊技の魅力をどう届けられるかに挑戦していくことになると思う。
最後に、このコラムを読んでくださっている方みなさまへ。今年も走り続けるので、どうぞよろしくお願いします!!
文=岸野楽人(全日本学生遊技連盟)
















