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2018年03月05日
No.10000537

西陣
高比率で2000個以上搭載 その実力とは!?
新ブランド「ぷらちなGL」

高比率で2000個以上搭載  その実力とは!?
株式会社ソフィア 取締役 研究開発部 田中雅也 部長

甘デジの「GLシリーズ」で次々とスマッシュヒットを飛ばしている西陣・ソフィアが、期間限定の新ブランド「ぷらちなGL・プレミアムライトタイプ」シリーズの第一弾『CRぷらちなGL 春一番』をリリースする。規則改正後のパチンコ市場を見据えた戦略を、ソフィアの田中雅也研究開発部部長に聞いた。

──西陣・ソフィアではここ数年、甘デジタイプの機種で実績を上げていますが、現在の甘デジ市場をどう見ていますか?
田中部長(以下、敬称略) パチンコ全体の稼働が減少する中で、とくに甘デジタイプは稼働低下が顕著です。その要因は出玉性能が低下したことが大きいと認識しています。

──出玉感が以前より少なくなった?
田中 そうですね。出玉性能がダウンしたため、当たりを体感しやすいライトタイプでは余計に勝てないと感じられるのでしょう。ライトタイプといえども4円プレイヤーは勝ちの大きさにこだわるところがあるので、求められている出玉を満たせていないのが実態だと思っています。

──どうすればその状況を打破できますか?
田中 そこで考えたのが、「ぷらちなGL・プレミアムライトタイプ」です。その定義は、①大当たり確率が1/119。②2000個以上の最大出玉を高比率で持つ。③あくまでも指標ですが、玉単価が約1・30円。①②でプレイヤーが納得できる仕掛けを搭載した上で、ホール様の収益にも貢献できる設定です。

──1/119なのに2000個以上の出玉を高比率で搭載?これが新ブランド「ぷらちな」ですね。
田中 はいその通りです!これは期待値ではなく、一回の大当りでの出玉が高比率で2000個以上出るとお考えください。「ぷらちなGL」は規則改正前から考えていた定義ですが、規則改正によってなおさら重要になってきました。新規則ではこの出玉は搭載できなくなるので、今後3年間の期間限定となりますが、ホール経営の長期安定収益の基盤になり得ると思っています。

──プレイヤーにとってのメリットは?
田中 稼働が減少する前の1/99の時代と初期遊技金額が同等で、なおかつ1/119にすることで見返りが多くなり当時を凌駕する出玉感を実現しています。さらに2000個以上の出玉を高比率で搭載したことで勝ちがイメージできるようになります。実際に、第一弾の『CRぷらちなGL春一番』では2400個の大当たりを搭載し、その振り分けが12%。8回に1回は2400個を引ける計算です。頻度も多く出てくるはずで、確率の2~3倍ハマっても取り返せるイメージが持てるでしょう。

──ホールのメリットは?
田中 4円ライトプレイヤーの勝ち率、勝ち玉、勝ち頻度が増えることで長期安定収益の基盤となることに加えて、低貸しへの移設をされた場合でも、そこからの長期運用が可能なスペックとなっております。

──今後の市場を見据えて考えたということですか?
田中 新規則で319タイプを作ったとしても大当たり出玉は1500個しか出せません。そのため、旧基準機が外れていくと1/200周辺の確率帯がメイン機になると見ています。したがって、現行基準では甘デジとライトミドルタイプの中間的な位置づけの「ぷらちなGL」ですが、3年間ずっと置いておけますから1~2年後にはライトミドルの位置づけになると予測しています。1/119でありながら2000個以上の出玉が高比率であるわけですから、その結果、新規則機が出てきても相対的に「ぷらちなGL」の出玉性能はむしろ高まると考えています。長期間設置することで、その価値は年を追うごとに上がっていくはずです。

──「ぷらちなGL」の今後のリリース予定は?
田中 あと4機種ほど投入できる可能性がありますが、まずは第一弾の『CRぷらちなGL春一番』に期待してください。現在稼働中の『CR春一番~極上の花道~』は高い客滞率でご評価いただいています。そこに高比率で2400個出玉を搭載した1/119ですから、稼働と収益性で必ずホール様の業績に貢献できるものと確信しております。


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