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2018年07月09日
No.10000712

デイサービス施設『リゾート アロハ』
ホール企業にぜひ運営してほしい介護事業
FC成功の秘訣は接客力と省力化

A/体にあまり負担をかけずにリハビリ効果の高いレッドコード B/ランチもこのテーブルで。1食600円の介護専門食は2タイプから選べ、「美味しい」と評判だ C/普通の浴室3種類のほか重度対応の機械式座浴の浴室も備えた。明るく清潔で、お湯も1人ずつ張り替える D/ビリヤード、全自動麻雀卓、卓球台、カラオケなど娯楽設備は非常に充実している

『リゾート アロハ』は、ホール企業の白川商事(岐阜県加茂郡白川町)が展開するデイサービス※施設だ。一昨年介護事業に参入、直営店(岐阜県可児市)は稼働率85%の安定経営を続けている。昨年は県内にFC店2店が開設、今秋にはさらに1店舗が開設する。現在は全国で加盟店を募集中と、事業が順調に発展している最大の理由は、ホール経営で培ったノウハウだ。


「開設前に視察した医療系のデイサービス施設では、入浴も介護福祉士が事務的に介助しながら10分程度で済ませてしまう。裸のまま順番待ちをする姿も目にしました。ホールで働き、お客様に喜ばれる接客に努めてきた私たちには、かなり違和感がありました」(店舗開発マネージャーの松尾太二さん)

ホール業界で接客のノウハウを積み重ねた白川商事が掲げるデイサービスのコンセプトは、「楽しい」。『リゾート アロハ』という心躍るようなネーミングも、通所者に自分の意志で「またここに来たい」と思ってほしいからだ。

浴室は個室タイプで4種類から選べる。カーテンで仕切られた脱衣所も入口のドアが別々でプライバシーが完全に守られる。「手術痕などを他人に見られたくないという方も多いんです。時間もたっぷりと30分あり温泉気分で楽しめます」

施設には、トレーニングマシンやパチンコなどのリハビリ設備が整っているが、いつ何をするかは通所者自身で決める。スタッフは6人で施設長以外はすべてパート勤務だ。省力化のキーポイントとなる通所者の自発的行動を誘発するツールとして施設内通貨「レア」を導入した。運動や娯楽をするたびに報酬としてもらい、施設内のカフェなどで使える。

「ホール企業様にぜひFCのオーナーになってほしい」と松尾さんは話す。「接客力に優れ、徹底的な省力化をしつつお客様に喜ばれるノウハウがあるので、成功率が高いんです」

定員30人・85%稼働のビジネスモデルのイニシャルコストは表の通り。このほか、ロイヤリティが1カ月10万円かかる。立地条件にもよるが、売上げは安定期で年間約6500万円、営業利益約2000万円を想定している。

「お仕着せの介護プログラムには抵抗がある」というお年寄りは多い。“楽しい”をコンセプトにする『リゾート アロハ』の運営方針は、こうした価値観をもつ人たちの心をしっかり捉えてくれるに違いない。




会社データ
白川商事有限会社

〒509-0203 岐阜県可児市下恵土5433-1
TEL.0574-50-2010
www.more-smile.co.jp


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