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2019年01月23日
No.10000993

合同会社 DMM.com
DMMぱちタウン導入が5000店舗を超えた本当の理由を話します。
INTERVIEW 岡崎 翼 アミューズメント事業部 事業本部長

ファン向け情報サービス『DMMぱちタウン』は、2013年夏にサービスを開始。5年半で、有料掲載ホールは5000店舗を超え、現在でも年500店舗のペースで増え続けている。最大の理由は、多くのファンに支持されているため、ホールにとって本当に役立つ情報伝達ツールになっているからだ。『DMMぱちタウンアプリ』のダウンロード数が業界№1の208万、MAU※が200万人を超えた人気コンテンツの魅力をDMM.comの岡崎翼事業本部長に伺った。

※Monthly Active Users=ダウンロードするだけでなく月に1回は利用したユーザーの数


スマホのアプリを生かした
多機能型情報提供サービス


『DMMぱちタウン』はWebでも見ることができるが、サービス開始当初からスマートフォン用のアプリを中心にシェアを広げていく戦略をとった。立ち上げるための予算は約20億円。ホールからファンに情報伝達をするために完成度の高いプラットフォームを構築しようという、従来とはまったく違う発想を実現するための金額だ。

「当時スマホが爆発的に普及し始めていましたが、他のパチンコ関連のポータルサイトは、まだうまくスマホ転換ができていない状況でした。僕たち後発組にとってはチャンス。シェアを広げていくならWebより、もっといろいろなことができるスマホ用のアプリがいいだろうと考えたんです」

総務省の「情報通信白書」によれば、2013年の世帯ごとのスマートフォン保有率は62.6%。10年に9.7%だったものが、たった3年間で6倍に増えた。時流の変化を上手く捉えた『DMMぱちタウン』は、その後全国のホールの5割以上が有料掲載するまでに増えた。


サービスは、立ち上げただけでは完了しない。全国に9つの営業拠点を設け、加入したホールが運用していく上での要望や困り事にもすばやく対応できる体制を敷いた。こうしたサポート体制が信頼感を生み、加入店舗が増えている理由のひとつになっている。

DMM.comも加入している一般社団法人 ぱちんこ広告協議会は、ガイドラインを定め広告・宣伝の適正化を図る活動をしている。特に取材・来店企画の告知などに関し適正な対応を求められる中、ホールの稼働促進や集客力のアップに貢献する『DMMぱちタウン』のような媒体へのニーズが今まで以上に高まってきた。

岡崎さんは、「取材・来店企画ではなく、ファン向け情報を発信する媒体そのものがサービスの柱。広告・宣伝に関する逆風が強くなってきた今こそ、ホール様にご提案できることも多いと思います」と自信を込めて語る。




ファンニーズに合わせた
追加機能がDLを増やす

『DMMぱちタウン』の加入ホールが、ファンに提供できる情報は多い。店舗最新情報、設置機種情報、PUSH通知、店舗スケジュール、新着ニュース、取材来店情報、メルマガ、大当たり情報……。ファンはこうした情報に加え、人気ライターの動画やブログなどもすべて無料で閲覧できる。また、次々と便利な機能を追加していることも業界№1を誇る「200万ダウンロード」の理由の一つだ。

「最近は、収支管理機能や設定推測機能などが人気です。情報を一方的に受け取るだけでなく、実際にプレイする人たちの“こういう機能が欲しい”というニーズに応えたものですが、ホール様に対する側面的な稼働支援にもなっていると思います」

最近追加された機能で人気があるのは、スマートフォンの位置情報と連動してPUSH通知をする「ジオプッシュ」のサービスだ。基本的には自店の『DMMぱちタウン』ユーザーに通知する機能だが、エリアを決定する「ジオフェンス」をさまざまな場所に設定することで、来店動機に効果的に結び付けることができる。例えば新台入替の際、最寄りの駅や競合店の周辺にジオフェンスを貼ったり、グランドオープンでもっと広域から集客したい場合に、沿線の駅周辺に複数フェンスを貼ることもできる。

DMMぱちタウンのポータル画面。知りたい情報がすぐ探せるようにレイアウトも洗練されている



多様な業種のノウハウが
未来のホールを変えていく


DMM.comは、40以上もの多様な業態の事業を展開している。これらのノウハウを生かし、ホール向けにユニフォームの提案、地代家賃削減、複合機コスト最適化、エレベーター保守費用削減サービス、LEDレンタルサービスなど実に幅広い。景品関係では、電子タバコ『フレボ』をオリジナル製品として開発、利幅がしっかり担保された景品として、1000店舗以上の店舗に納入実績がある。また、メーカーの新機種リリースに合わせたファンイベントの企画・提案なども行っている。

こうしたことができるのは、他業種との資本提携や技術提携をするだけでなく、発想の自由な人材を他業種から積極的に採用しているためだ。『DMMぱちタウン』の強みも実はここにある。企業としての総合力と、そこで働く人たちの人間力で、ホール企業やファンにとって「どんな媒体であるべきか」を考え進化を続けているからだ。

「『DMMぱちタウン』に加入していただくのは、経営支援のきっかけでしかありません。ホール様が困っていたら、どんなことでもソリューションを提供できる、最終的にはそんな立ち位置になりたいと考えています」


おかざき・つばさ
1982年生まれ。岡山県出身。リクルート、広告代理店などを経て2012年、DMM.comに入社。パチスロ愛好家で年620時間打っていたことも。部下に勧めたい本は、『アオアシ』(小林有吾作/小学館)。Jリーグのユースを描いたサッカー漫画だが、「考える」ということをテーマにしている。「管理職の視点をもって読むとビジネス書よりもずっとためになります」(岡崎さん)。


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