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2019年12月18日
No.10001502

若年層・パチスロプレイヤー
連れパチ増やすためには⁉
誘った経験7割以上

パチンコ・パチスロファンを増やす、または既存プレイヤーの来店回数や滞在時間を延ばすためには複数で来店する「連れパチ」が効果的だと言われている。その「連れパチ」を増やすためにはどうすればいいのか。プレイヤーアンケートから読み解いた。


本紙はパチンコ・パチスロポータルサイト「P-WORLD」と共同でファンアンケートを実施し、「パチンコ・パチスロをしたきっかけ」や「連れパチ」の状況を調べた。

まず、パチンコ・パチスロを始めた最も大きなきっかけは何だったかを尋ねたところ、「家族や友人・知人の影響」が70・4%と突出した結果となった。

次に多かったのが「好きなアニメ、漫画、タレントが遊技機になった」で10・1%。これは若い層ほど割合が高く、コンテンツの力が少なからず遊技のきっかけになっていることが分かった。  

「パチンコ・パチスロのゲームやアプリ」はわずか1・3%。これは年代別にみても大きな差異は見られなかった。パチンコ・パチスロゲームの利用者、動画サイトの視聴者が若い世代を中心に増えているが、少なくとも「始めるきっかけ」にはなっていないようだ。

ゲーム利用者や動画視聴者の多くはすでにパチンコ・パチスロのユーザーで、それによって、ホールに行くモチベーションが生まれるという効果はあるかもしれないが、新規ユーザーを増やすという点では、やはり誰かに誘ってもらう「連れパチ」が効果的だということが、改めて分かった。

では、普段どの程度「連れパチ」をしているのだろうか。「この1年の間で身の回りの人を誘ってパチンコ・パチスロをしたことがあるか」を尋ねたところ、約半分が「ある」と回答。かなり多くの人が2人以上でパチンコホールに行っている。ただし、誘っている相手が既存ファンか、ノンユーザーかは分からない。

年代別にみると、大きな差異が見られた。「18歳~29歳」では7割以上が連れパチをしたと回答。年代が上がるにつれて連れパチ経験者の割合は下がり、50代以上では4割に満たない。また、主に遊んでいる遊技機別にみると、パチスロを打つプレイヤーほど「連れパチ」経験者の割合は高い。

つまり、「若年層のパチスロプレイヤー」が連れパチをしているボリュームゾーンで、これは時間的な自由度が高い学生などが多いと考えられる。


一方で、ここ1年で身の回りの人を誘ったことがない、と回答した人たちにその理由を尋ねたところ、最も多かったのが「パチンコ・パチスロはひとりで遊ぶものだから」で60・0%だった。

「パチンコ・パチスロ」は遊技機にひとりで向き合うもの、という遊びの定義をしているプレイヤーが多いということは、ホール側がそうした遊びにしてしまっている面もある。複数がかかわれるようなゲーム性、あるいはホールのレイアウトや機種配置など大きなイノベーションが必要な部分ではあるが、ホール・メーカー側で変えていける可能性はある。

「ホール内の音がうるさい」「店内がたばこ臭いから」は、誘いづらさの理由としては上位には上がらなかった。ただし、誘われた方がどう思うかは別問題で、引き続き改善が必要だろう。


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