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祖母の家に帰る。美味しいご飯を食べる。そしてパチンコを打つ。
【毎週金曜日更新】全日本学生遊技連盟・週刊連載コラム㉛
皆さん、こんにちは!週6でホールに通う情熱的なパチンコユーザー、下采紀惠です。引き続きお付き合いくださいませ。ひとつ本題に入る前に、ゴールデンウィークもホールへ足を運んだそこのあなた!……固い握手を交わしましょう。
突然ですが皆さん、両親や祖父母の家に帰省した際は、何をして過ごしていますか?久しぶりに実家へ帰り、家族や祖父母の顔を見る時間は、何事にも代えがたいものです。
しかし、そんなあたたかい帰省風景のすぐ隣に、実はパチンコという存在が常に寄り添っている……。今回は、そんなパチンコユーザーにとっての「帰省と遊技」の切っても切れない関係について、私自身の体験を交えてお話させてください。
祖母の家に帰るたびに「おかえりなさい」という大好きな優しい声と、懐かしい家の匂いに迎えられ、いつもあたたかい気持ちになります。そして、なんといっても帰省の醍醐味といえば、おばあちゃんの手料理です。お皿いっぱいのおいしすぎるおかずや、山盛りの白ご飯。「もっと食べなさい」と次々にお皿へ盛られ、気づけば茶碗4杯分を平らげている。お腹は限界なのに、なぜかまだ食べられるのが、おばあちゃん家の恐ろしいところです。
お腹いっぱいになり、家族との近況報告も落ち着いた午後。毎回ある問題にぶつかるのです。
「さて、この後、何をしよう?」
そうなんです。実家や祖父母の家という場所は、格別な空間であるはずなのに、いざ帰ると、びっくりするほど"やることがない"。もちろん、その何もないことこそ贅沢なのですが、時間が有り余ると少しソワソワしてしまうものです。そんな時、私の脳裏には自然と、あの馴染み深い液晶の光と効果音が浮かんできます。
気づけば私は「ちょっと散歩してくるね」と言いながら、地元のやたら駐車場が広いホールへ向かっているのです。思い返してみれば、帰省とパチンコは昔からいつもセットでした。
お正月には、おせちを囲み、お腹いっぱいで家族みんなで初詣へ行く。おみくじを引き、最初に見るのはもちろん願望と相場の欄。その運勢を確かめた足で向かうのは、やはり地元のホール。
またある日は、祖母の家で大好きな書道を楽しみ、墨の香りに包まれながら無心で筆を走らせた数時間後には輝く音と光の中で牙狼剣を押し込んでいる。
さらにお盆休み。家族と一緒に冷たいそうめんを食べ、「夏はこれやなあ」と季節を感じたその後、ホールへ向かい『P大海物語5スペシャル』を打っていました。
もちろん、「せっかくの帰省に、いつもと同じことをしすぎやろ!」と、自分にツッコミを入れたくなる瞬間もあります。でも不思議なことに、帰省中の遊技は普段とは少し感覚が違うのです。
「勝てたら、おばあちゃんに高級な和菓子を買って帰ろう」
「今日は夜ご飯を豪華にしよう」
そんなふうに、"誰かのために打つ"という気持ちが自然と湧いてくるのです。
さらに、帰省中は普段よりもずっと気軽にホールへ向かえます。勝てばみんなで美味しいものを食べられるし、負けたなら負けたで、おばあちゃん特製カレーを感謝しながらおかわりする。どちらに転んでも、結局どこか満たされている。それが、帰省中の遊技の不思議な心地良さなのかもしれません。
結局のところ、私にとって帰省とパチンコは、どちらも「自分を自分に戻してくれる時間」なのです。祖母の家でお腹いっぱいご飯を食べ、家族と笑い合い、その流れのままホールへ向かい、いつも通り一喜一憂する。そんな"いつもの自分らしい動き"を崩さずにいられることが、連休明けにやってくる五月病など月病への、私なりのいちばんの対策になっているのです。
皆さんもぜひ、帰省の際には、大切な人との時間を楽しみながら、自分らしく過ごせる瞬間を見つけてみてください。そしてその隣にもしパチンコがあるのなら、きっとそれもあなたにとって大切な日常のひとつなのだと思います。それでは、またお会いしましょう。
文=下采紀惠(全日本学生遊技連盟)
















