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2018年11月15日
No.10000904

全日遊連
19年1月末15%の期日を延期
高射幸性パチスロの設置比率

全日遊連は11月14日に開催した全国理事会で、高射幸性回胴式遊技機の設置比率に関する自主規制の一部変更について決議した。

全日遊連は今年4月、各ホールの高射幸性遊技機の設置比率を15%とする目標値を2019年1月末までと定めていたが、その期日を延期する。新たな期日は6号機の市場への供給状況を鑑みて検討していく。20年1月31日時点で5%以下、21年1月31日時点で0%とする方針は変更しない。

阿部恭久理事長は記者会見で「今回の規則改正は5号機から6号機というステージに変えるということだが、6号機が市場に出てこなければ物理的に入れ替えができない。高射幸性機を残すことが良いと思っているわけではなく、物理的に難しいことは難しいと言わないと、組合員が商売を続けられなくなる状況になりかねない。それを回避する策を取ることが必要というのが我々の考え」との見解を示した。

さらに、高射幸性遊技機に含まれない5.9号機については「検定期間が3年を切っており、認定もできないため、再度6号機に入れ替えるとなるとホールの負担が大きい。それを組合員に強いることは難しい」と述べた。

延期の期日については、今後の6号機の発売状況が不透明なため、期限を決めることは難しいとした上で「逆に言えば、ある程度6号機が市場に出て、中古市場にも出回る状況になれば、臨時理事会を開き話し合う必要がある。メーカーに状況を聞きながら市場の動向を注視していく」とした。

なお、高射幸性遊技機の設置比率は9月30日時点で18%。


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