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2019年11月01日
No.10001427

企業を支える人材を育てる:株式会社 トリスト
「チームビルディング」を支援 変化に対応できる組織をコーチング

 「チームビルディング」を支援 変化に対応できる組織をコーチング
株式会社トリストの中川系太郎 代表取締役

規則改正といった大きな業界の変化の時代に必要なのは、小手先の集客テクニックではない。必要なのは「サービス業」としての基本的な組織力を定着させること。中川系太郎氏のコンサルティングや研修は、店舗のスタッフの能力やスキルを高めるだけでなく、彼らの価値観や目的を共有させ「チーム全体の力」を高めるのが特徴だ。

飲食業界からホール企業の営業部長、そして業界シンクタンクのチーフコンサルタントを経て独立。これまで1000人以上のホール店長を育成してきた中川氏は、これからの時代、過去の経験や知識に頼っているだけでは危険だと警鐘を鳴らす。

「パチンコ業界は『業態』そのものが変わろうとしています。物事の基準が変わり、今までのやり方は通用しません。サービス業という観点から新しい知識や知恵を学ぶことが、競合店にはない突出した魅力を生み出し、結果的に集客につながるのです」

入替やイベント中心の業務は、新しい時代の業界では通用しない。中川氏は「サービスやクレンリネスを含めたトータルクオリティを高めていくことが欠かせない」と言う。
トリストでは中川氏のサービス業の知恵をパチンコホール向けにアレンジし、研修やコンサルティングを行う。そして、短期のあるいは一時的な集客でなく、長期で集客し続けるためにサービス業としての基本力を組織に定着させる。
リーダーや幹部の育成に定評があり、経営マネジメント、意思決定力、リーダーシップ、部下の育成など、豊富な経験を活かし、徹底指導に当たる。特に、今必要なのが「チームビルディング」だと中川氏は指摘する。

「中途採用が多い会社などでは、個々のレベルが高くても、同じ方向性を向いていないと無駄も多く生じて、店づくりも中途半端になり、特徴のないつまらない店になってしまう。まず、メンバーが同じ価値観を持つことが大切です」

「チームビルディング」の基本は、従業員1人ひとりに価値観を共有させ、仕事の目的を明確にすること。

「イベントや入替の効果が薄れ、店長1人の力では集客することはできません。アルバイトまで含めた店舗全員の力を合わせた『集合知』が必要な時代になりました。個々の能力を高めると同時に、店舗、企業での自らの役割、使命を理解し、情報を共有することで『結果を残すチーム』が形成されます」



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