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2023年11月27日
No.10003972

東京・大阪で学生参加の無料セミナー開催|DMMぱちタウン

東京・大阪で学生参加の無料セミナー開催|DMMぱちタウン
パネルディスカッションの様子

DMMぱちタウンは11月13日から14日にかけて、無料セミナー「DMMぱちタウンセミナー2023 in東京・大阪」を開催。「遊技業界の未来を創るマーケティング手法」をメインテーマとし、13日にTKPガーデンシティPREMIUM心斎橋(大阪)、14日に合同会社DMM.com 六本木本社のセミナールーム(東京)で開催した。

セミナーは3部構成。第一部はエンタテインメントビジネス総合研究所代表取締役社長の藤田宏氏が「~パチンコ・パチスロはどうなる?~娯楽市場での遊技産業のポジショニング」と題し講演を行った。藤田氏は産業規模の維持・拡大を目指すためには、中長期の変化を俯瞰的に見回す“鳥の目”で視ることの必要性を解説。短期的な視点では離脱者の抑止や現プレイヤーの娯楽費シェアのキープが大切だが、中長期で視ると若年層の囲い込みや高コスト構造からの脱却が必須であるとし、「短期的な物事だけに目がいきがちだが、中長期的な重要課題にも取り組まなければならない」と説いた。

第二部はノンブル・マーケティング代表取締役の齊藤晃一氏が「2024年のコロナ禍以降、【最高業績】の叩き方と持続的成長に欠かせない【未来予測と活用スキル】とは」と題し講演。齊藤氏は「データ分析をする際にとても重要だと思っているのは未来予測。未来予測は“想定通りの未来”と“予期せぬ未来”がある。この“予期せぬ未来”がビジネスチャンスになる」と解説した。予期せぬ未来として、6.5号機やスマスロが登場しても今年までパチンコバブルが続いたことや『L戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師』、『回胴式遊技機グランベル』導入後の客数比率の回復などを挙げ、予期せぬ動きをした瞬間に需要と適正台数を見極め行動することの重要性を説いた。

第三部では藤田氏、齊藤氏に加えて、PSトータルサポート代表取締役の北野良氏をゲストに迎え、全日本学生遊技連盟(学遊連)メンバーとのパネルディスカッションが行われた。テーマは「Z世代の思考と刺さるマーケティング手法とは」。参加者から事前に集めた質問をもとに、店舗の選定基準や若年層に向けた広告・媒体などについて議論した。このほか、学生らの活動内容や学遊連職員になった経緯、家族からの反応についての質問も挙がった。

学遊連から参加した秋田琉成さん(左)、山東聖也さん(中央)、浪岡さん

学遊連の浪岡将史理事は「現場の方々と直接お話できる貴重な機会で、学遊連の活動や若年層ユーザーがどんなことを考えているかというのを説明できた。このような活動を通して、学遊連が少しでも業界発展の力になれればと思う」と感想を語った。


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