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2019年03月22日
No.10001089

長崎マリンIR推進協議会 全体協議会開催
佐世保商工会議所 IR誘致活動を加速
IR施設から地域全体へと経済効果を波及させる

佐世保商工会議所 IR誘致活動を加速

カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指している長崎県佐世保市の「長崎マリンIR推進協議会」は3月12日に第1回全体協議会を開催した。同協議会は佐世保商工会議所が2018年12月26日に設立したもので辻宏成副会頭が会長を務める。商工会議所役員・議員のうち、特にIR誘致をビジネスチャンスと捉え事業への参画を目指す企業の経営者らを中心に約40人で構成されている。

全体協議会には会員のほか行政や県内、九州経済界などから約50人が出席。
辻会長は「IR実現に向けて後押しし、地域経済にいかに寄与するかを盛り込んだプロジェクトにしたい」と挨拶。

長崎マリンIR推進協議会は特に、①IR誘致候補地であるハウステンボス地域から地域全体に人の流れや経済の活性化を波及すること、②IR事業者と地域の民間企業との間の連携役を担うこと、を目指している。

同推進協議会事務局の松永英樹氏は、Amusement Japanの取材に対して、「IR事業者へのサプライヤー役になる地域の中小企業の皆様はまだIRについて十分な理解をされていません。そういった企業から協議会に意見や要望を出していただき、それを集約して行政やIR事業者に提言する役目を担いたいと思っています。また、今後はカジノ事業の収益(GGR)に課す納付金のうち、地方自治体に配分される分についての使い道なども検討し、行政に提言したい」と今後の計画を述べた。

なお同推進協議会は議決権を持たない「特別会員」の枠があり、長崎県外の企業・団体・個人でも加入できる。


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