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2026年01月23日
No.10005126

2026年の遊技業界、個人的に期待すること
【毎週金曜日更新】全日本学生遊技連盟・週刊連載コラム⑮

2026年の遊技業界、個人的に期待すること
全日本学生遊技連盟職員・三浦圭翔 子守唄代わりに、父が打つガラケー版『北斗の拳』で眠りにつくという英才教育を受けて育った。好きな機種は当然『スマスロ北斗の拳』

皆さま、新年あけましておめでとうございます。(お正月を過ぎて早くも三週間ほどが経ちましたが…。)

私のコラムも残すところあと数回となりました。あっという間の短い期間ではありますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今回のコラムでは、私が2026年の遊技業界に期待することについて述べたいと思う。それは大きく分けて「二つ」ある。

一つ目は、さらなる大型版権の登場である。数年前からその潮流は感じていたが、特に最近では、コンテンツとして比較的新しく、男女問わず固定ファンを多く抱える大型版権の遊技機化が目立つようになったと感じている。美少年が多く登場する漫画原作の「ブルーロック」や「東京リベンジャーズ」などの遊技機は女性ファンからの注目度も高く、ホールでも若い女性の姿を見かけるようになった。

遊技業界とアニメ・漫画の結びつきについては、批判の対象となることもある。しかし私は、昨今の「推し活」との親和性の高さを考えれば、十分に効果のある取り組みだと考えている。実際、私自身もコンテンツが好きだったことから「少女歌劇レヴュースタァライト」の遊技機で遊んだ経験があるし、「リコリス・リコイル」にも非常に注目しており、4月にホール導入されたらぜひ遊んでみたいと思っている。

今年もどのような版権とコラボした遊技機が出るか楽しみにしている

新規層獲得における最大の障壁は、「遊技機に触ってもらうきっかけを作ること」である。その点において、大型版権は非常に高い効果を持つ。もちろん、最適解は「面白い台」を作ることに尽きる。そのため、版権によって獲得した新規層と、スペックや演出を重視する既存層の双方が楽しめる「超面白い台」が、今後さらに増えていくことを期待したい。

そして、もう一つ私が期待しているのは、全日本学生遊技連盟の活動である。若年層をメインターゲットにした全国的なパチンコ・パチスロ大会「PS:JAPAN」を見てもわかるように、学遊連の活動は、常に試行錯誤の連続だ。ユーザーとして、また運営者として、立ち上げ当初から約三年間その歩みを一緒に見てきたが、「まったく同じ」取り組みは一度も存在しなかった。常に「若者に遊技の楽しさに気づいてもらうこと」をモットーに、フィードバックやミーティングを重ねながら、活動内容や組織、形態を柔軟に変化させてきたのだ。

学遊連のメンバーは常に先を見据え、「来年度はどのような活動を行うべきか」を考え続け、腰を落ち着かせることがない。もちろん、今年度の集大成である「PS:JAPAN2025」に向けても、各自が主体的に動いている。このように変革を続ける団体は、たとえ法律や社会の流れ、人が変わったとしても、業界のために探求を続けていく貴重な存在であり続けるだろう。

昨年から始まった企画「謎解きは遊技のあとで」。今年の企画にも期待している

私は三月をもって学遊連を卒業する。私自身、そして同時に卒業する仲間がいたからこそ、成し得なかったことも多くあったはずだ。だからこそ、私たちが去った後、学遊連がこの遊技業界にどのような影響を与えていくのか。今後の活動に期待しながら、その未来を心から楽しみにしている。


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