No.10003140
パチンコ必勝ガイド×APJ
「パチンコ業界の変化とこれからについて」/森本レオ子
コラム「パチンコ全集中!」㉓
連載スタートから早2年。ここで唐突にお知らせです。コチラの「パチンコ全集中」ですが、なんと今回をもちまして最終回となります。え〜! ビックリ!!
スタート当初の2年前はちょうど『大工の源さん 超韋駄天』が爆発的なヒットを飛ばしており、一強と言っても過言ではないほどの覇権を握っておりました。そこからたったの2年で、『超韋駄天』が遅いと感じてしまうくらいに超速機種が次から次へと登場し、今や時速7万発とまで言われる機種が見受けられるほど。2年前は到底考えられなかったスペックの台がいくつも存在しております。
パチンコはスピードだけではなく、出玉性能もここ2年で大幅にアップしました。今の主流は1500個×81%継続。そしてこの2年間は『超韋駄天』『ユニコーン』『エヴァ15』『リゼロ』と、毎年コンスタントに大ヒット機種が生まれています。65%規制を経て、数年ものあいだ『真・北斗無双』と『慶次漆黒』が覇権を握り続けていた時期がいかに冬の時代であったかを、長いトンネルを抜けた今だからこそ、改めて実感しますね。
対して、私のパチンコライターとしての2年間はどうだったのか。これに関しては残念ながらパチンコほどの変化や進化はなかったような……。単行本を出すという人生においての大きな目標を達成することはできましたが、かと言ってそれで人生が大きく変化するわけでもナシ。パチンコに関しても相変わらずのやや負けです。
とは言え、特に変化もなく現状維持できているのはだいぶ頑張れている方でしょう。もちろん全ての女性ライターがそうではありませんが、無自覚にしろ自覚的にしろ、自分たちの仕事には「性とコミュニケーション」を売りにしている側面が少なからずある状況下でよくやれているよ私はホントと、有森裕子じゃありませんが自分で自分を褒めたいところではあります。
ここ何年間もずっと、パチンコ・パチスロ業界の今後、そして自分自身のパチンコライターとしてのこれからについてを考える場面では、どうしても目線が下を向きがちと言いますか前向きな言葉を口にするとウソくさくなってしまうように感じていました。遊技人口の減少・中小ホールの閉店ラッシュ・出玉規制・ライターとしての賞味期限・出版業界の衰退……と、ネガティブな話題ばかりが頭をよぎってしまうからです。
ですがしかし、前述したように、パチンコのここ2年は少し盛り上がりを見せているように感じられるのです。森本レオ子としてパチンコに携わる仕事を始めて約14年になりますが、良い方向に動く兆しを感じたのは初めてかもしれません。さらに来年にはスマパチが導入されます。この転機が少しでもパチンコを取り巻く環境の好転に繋がることを祈りつつ、私もその流れに便乗してライター人生を確変にブチ込みたい所存です。
最後になりましたが、約2年間のご愛読ありがとうございました。またいつかどこかでお会いできますように。またね〜。
※このコラムは今回で最終回となります。
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